みなさんこんにちわフラッターブログ住人のkoukiです。
今回は「言語聴覚士」ついて書いていきます。
以前に理学療法士と作業療法士に書いていきましたが今回も同じリハビリ職となっています。
あまり聞きなじみもない職業ですよね?
整形外科等の外来リハビリにかかった際によくいるのは理学療法士さんなのですが、
一般的に言語聴覚士は大きな病院の耳鼻科や脳神経外科などにいることがいます。
なかなか特殊な分野なので部門は狭いのですがとても需要がとても高まっている職業となっています。
一緒に見ていきましょう!!
言語聴覚士とは?
話すことや聞くこと、飲食することに関わる病気や障害の治療を手助けする職業になります。
子どもから高齢者まで、さまざまな人の病気を検査し、
患者に合わせた治療法を考えるリハビリテーションのプロフェッショナルです
言語聴覚士になるには?
国家資格の取得が必須
言語聴覚士の資格を得るためには文部科学大臣が指定する学校あるいは都道府県知事が指定した養成所を卒業したあと、
言語聴覚士国家試験に合格しなければなりません。指定の養成所以外でも、大学で指定科目を履修する、
大学卒業後に養成所で2年以上学ぶ、などで受験資格が得られます。
養成所では、言語・コミュニケーション行動に関連する医学、心理学、音声・言語学、社会福祉・教育学、
社会科学といった基礎科目のほか専門科目として言語聴覚障害学、発声発語・えん下障害学、聴覚障害学などを学びます。
また、病院やリハビリ施設などで臨床実習を行い知識や技術、倫理を修得することになります。
言語聴覚士の仕事内容
患者の言語機能の回復をめざす
言語聴覚士は聴覚言語障害児・者の障害を検査し、機能回復や発達促進のための援助を行うリハビリテーション専門職です。
言語障害といっても、内容や程度はそれぞれ異なります。障害には、難聴、言葉の発達の遅れ、
失語症、構音障害、音声障害、吃音などがあります。
また、言語聴覚士は摂食嚥下障害(飲食することの障害)も専門的に扱います。
言語聴覚士はまず患者の言葉や聞こえの状態を、問診や機器などで詳しく検査し、障害の原因もさかのぼって調査します。
さらに、関連する医学的検査などもデータに加え今後の治療や訓練の方法などを判断します。
患者に対する訓練や指導の内容は対象となる患者や症状、程度によって異なってきます。
例えば言葉の発達が遅れている子どもに対しては、言葉の理解を促す訓練、舌の使い方を教える訓練を、
絵本やカードを使って行います。
また本人だけでなく、家族の相談に乗ったり、アドバイスを行ったりすることもあります。
年齢に関係ない障害に、うまく言葉を発音できない(構音障害)うまくものを飲み込むことができない(嚥下障害)などがあります。
こうした障害に対しては、発音カードを使った発音練習、顔面筋のトレーニング、口腔内のマッサージ、
正しい姿勢の指導などを通して症状を改善させていくことが多いです。
とはいえ、病状は患者によって違うもの。
そのため、患者との面談や検査を通じてわかったことから、
一人ひとりに合わせて訓練のプログラムを考えていくことも言語聴覚士の大切な仕事です。
言語聴覚士の働き方
勤務時間は比較的規則正しい
言語聴覚士の勤務先は、病院やリハビリテーション施設など、医療系の施設が多いです。
また、地方自治体の医療・福祉関連部門に所属するほか、言語障害児学級、言葉の教室といった教育施設で働く場合もある
勤務時間は、医師や看護師に比べて規則的で、深夜勤務などはほとんどないようです。
職場が多様でさまざまな働き方を選べることや勤務時間が規則正しいこと、そして国家資格であることから、
家事や育児に時間を取られやすい女性でも働きやすい仕事と言われることがあります。
実際、言語聴覚士の年齢構成はどの年齢層でも男性より女性の方が多くなっています。
医療機関で働く場合も、福祉施設で働く場合も1日の流れはおおむね同じです。
①午前9時頃に朝礼やミーティング
②それから午前の検査や訓練、リハビリテーションへ。
これらの時間は前もって決められていることが多く、急ぎの対応が生じることもほとんどないようです。
③午後も同じように仕事を進めるが、合間に書類作成を行ったり、病院の場合は入院患者の回診を行ったりもします。
④夕方頃に勤務終了。日によっては、勤務後の勉強会に参加することもあるようです。
言語聴覚士に向いている人
優しい心遣いや人間性が大切
専門的な知識や技術はもちろん大切ですが、
言葉で表現したくてもそれが困難な人の思いをくみとることができる洞察力や豊かな人間性、思いやりの心が求められます。
さらに、言語障害の治療や機能回復の訓練は長期間にわたることが少なくないです。
根気を持って患者に向かっていける人、前向きに物事を捉えられる人だと、患者を明るく元気づけ、
治療をよい方向に持っていけますね。
言語聴覚士にとっての患者は、高齢者から子どもまで、幅広い年代にわたります。
どのような人にも優しく接することができる人、コミュニケーションが上手な人に向いている職業です。
また、医師、看護師、理学療法士、教師など、さまざまな職業の人と関わりながら仕事を進めることも言語聴覚士の特徴。
互いの役割を理解し、意識しながら仕事に向かっていくチームプレーの意識や協調性も求められます。
言語聴覚士の資格は?
必須資格 … 言語聴覚士
言語聴覚士として働くには、国家試験の合格者に与えられる「言語聴覚士」の資格が必要だ。
受験資格は指定の大学・短大・専修学校(3〜4年制)を卒業するか、一般の大学を卒業後、大学・大学院の専攻科、専修学校(2年制)を卒業することで得られる。
国家試験では基礎医学、臨床医学、心理学、失語・高次脳機能障害学など、医療に関する幅広い科目が課される。
学校では、ただ受験資格を得るためだけでなく、しっかりと学びを深めておくことが大切だ。
学んだ知識や技術は実際の業務でも必ず役立つだろう。
2019年に行われた国家試験では、2367名が受験し、1630名が合格。合格率は68.9%だった。
2019年は例外だが、近年は国家試験の合格者数が多い傾向にある。
多くの分野で活躍できる一方、まだ国内の人材が不足していることが影響しているのだろう。
関連する職業
医師/歯科医師/看護師/保健師/薬剤師/理学療法士/臨床検査技師/診療放射線技/作業療法士/細胞検査士/
視能訓練士/はり師・きゅう師/音楽療法士/臨床工学技士/歯科技工士/歯科衛生士/薬品メーカー勤務/義肢装具士/
柔道整復師/あん摩マッサージ指圧師/診療情報管理士
言語聴覚士に関連した職業は、医療・看護系の職業から見つけることができる。
このうち理学療法士、作業療法士は、同じリハビリテーションに関わる職業としてよく比較される。
病気や障害の回復を手助けすることに変わりはないので、患者へのアプローチの仕方や働き方など
違いを調べてみるといいだろう。
そのほか、医師、看護師なども、一緒に働くことが多い職業として関連性は高い。
言語聴覚士の将来性
高齢化の進行で活躍の場が広がる
高齢化の進行が著しい日本では、高齢者層を中心として脳血管障害などにより言語障害を生じる人は、
今後増加傾向になると考えられる。
それに伴い言語聴覚士の活躍の場も大きく広がっていくと言えます。
今後はさらに養成機関が増え、社会的認知度も高まることが期待されています。
特に、介護の現場での活躍に期待が持たれています。
高齢者は先に挙げた脳血管障害以外にも認知症や老化など、話す・聞くことへの障害を持ちやすいすいです。
話す・聞く訓練に加えて「食べる」訓練も行える言語聴覚士にとって、介護の現場は存分にスキルを生かせる場所になっていくでしょう。
一方で、同じリハビリテーションに関わる職業として、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は、
一くくりにされることが多いです。ただし、言語聴覚士はこの中で最も数が少ない職業です。
理学療法士の国家試験合格者数は累計17万人。一方の言語聴覚士は3万人強しかおらず、
同じリハビリテーション職の中でも大きく差があります。
地域の偏りなく、よりよい医療や福祉を届けるために言語聴覚士の人材育成が今後加速していくかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
言語聴覚士はしゃべることや記憶に関すること、また、食べる能力に関してのリハビリを行っています。
高齢化が進む世の中で、今後飲み込む力・しゃべる力は衰えていくのでとても需要が高まってきてます。
正直わたしもなりたいくらい😆
ですがまだ、世間に認知されていない職業なので、
ぜひともリハビリ職を検討される際には言語聴覚士も考えてみてください。
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とある看護師の日常日記というブログ日記を始めたのでよかったら読んで欲しいです!
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それでは次回の記事で!
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