みなさんこんにちわ、フラッターブログ住人のkoukiです。
今回は「作業療法士」に関して書いていきます。
前回理学療法士に関して書いていきましたが名前は似ているのですが分野が異なってきます。
イメージとしては理学療法士は歩くなど動作の大きいものをメインに見ていて、
作業療法士は道具を使って物をつかむなど細かい動きをメインに見ています。
では、作業療法士はどのような職業なのか見ていきましょう!!
作業療法士とは?
身体が不自由な人、精神に障害を持つ人に対し「作業」を通してリハビリテーションを行う職業です。
食事やトイレをはじめとした日常的な動作の練習から学校や会社に復帰するための訓練など、
患者の生活をよりよくするために幅広い支援を行っています。
作業療法士になるには?
養成課程のある学校への入学が第一歩として必要になります!
作業療法士になるためには国家試験に合格しなければなりません。
受験するためには、作業療法学科など養成課程のある大学や短大、
都道府県知事が指定する作業療法士養成施設で3年以上必要な知識と技能を修得することが必要です。
養成機関は、2018年現在、大学・3年制短大・専門学校などを合わせると190校あります。
国家試験の合格率はここ数年80%前後です。
作業療法士の仕事内容は?
さまざまな作業を通じて心身機能の回復をサポートします。
身体が不自由な人や精神に障害のある人を、
さまざまな作業を通じて治療、訓練し、社会復帰ができるように手助けするのが作業療法士です。
作業療法士は医師から処方せんを受けとり、患者の症状に合わせたプログラムを作成しています。
そして、木工、革細工、陶芸、手芸、絵画、書道、レクリエーションなどの作業を通じて、
訓練、指導を行い患者が日常生活をスムーズに送れるように心身機能の回復を図っています。
理学療法との違いは理学療法が歩行など基本動作の回復に重点を置いているのに対し、
作業療法は応用的動作や社会的適応能力を引き出すことを目的としています。
※応用的動作とは、食事やトイレをはじめとした、体を動かして(応用して)行う日常生活の動作のこと。
※社会的適応能力とは、学校に通う、会社で働くなど、社会に出て活動するための力のこと。
身体の病気やけが、精神的な疾患によって年齢に関係なくこうした動作が困難になる場合もあれば、
生まれつき身体をうまく動かせない人もいます。
そうした患者に対して医師の診断をもとに患者が回復に向かうよう作業内容を考え、指導することが作業療法士の務めです。
作業療法士は病院やリハビリセンター、老人ホーム、介護老人保健施設、保健所、養護学校など、
医療や介護に関わる多くの施設、機関で活躍することができます!!
どの施設で働く場合も基本的な仕事の内容は同じですが患者の症状や障害によって作業療法の種類は変わってきます。
生活に必要な筋力を鍛えることもあればトイレの練習をサポートすることもありますし、
対人関係の克服のためにレクリエーションを実施したりすることもあります。
作業療法士の働き方と生活
主な勤務先は総合病院、リハビリテーション施設、精神科専門病院、身体障害者更生援護施設などになります。
そのほか保健所などに勤める人もいます。
勤務時間は医師や看護師に比べると規則的ですが職場によっては休日出勤もあったりします。
状況によって勤務時間は異なります。
就職後も知識と技術向上のため、研修会や講習会などへ参加する機会が多いです。
作業療法士の大まかな一日の流れは次のようになります。
①まず朝方に出勤。
②作業療法士以外のリハビリ職(理学療法士など)と一緒にミーティングを行い、その日の仕事の確認を行います。
③その後、午前中のリハビリテーションを行い、途中で再びミーティング。
④午後のリハビリテーション
⑤カルテの記入や事務仕事を終えて退勤となる。
人によっては、そのまま研修会や講習会に参加することがあるようです。
医師や看護師と違い急患の対応に追われるなど急に忙しくなることはあまりなく、
毎日同じリズムで働きやすくなっています。
夜勤がなく残業も少ないことから比較的プライベートと両立しやすい職業と言っていいですね。
作業療法士に向いている人は?
まず作業療法士が知っておくべきことは身体や心の仕組み・機能です。
身体にけがや病気を負った人、心の病気を抱えた人のケアを行うために、専門的な知識は欠かせません。
それだけでなく人の心理に通じていることも大切です。
病気やけがで苦しんでいる人に対し事務的に接するのではなく、
相手の立場からどんなケアをすべきか考えることが求められるからです。
また実際に働くときは患者と一緒に作業を行うことになります。
そのため器用さや、作業を教える説明力があると仕事を進めやすいです。
加えて、新しい発見を実際の治療に生かしていく応用力も貴重となっています。
ケアの対象になる患者の中には長期のリハビリテーションが必要な人もいます。
包容力や忍耐力を持って接することができ、かつ計画的に治療の方針を立て
それをうまく説明する説得力があると、患者に信頼してもらいやすいです。
作業療法士の資格
必須資格 … 作業療法士
作業療法士として働くには、国家試験の合格者に与えられる「作業療法士」の資格が必要だ。
大学や専門学校など、指定の養成施設を卒業(卒業見込み含む)することで受験することができる。
筆記試験では、解剖学や運動学など専門的な知識に加えて実際の作業療法をどこまで行えるかも審査の対象になる。
2019年に実施された国家試験では6358人が受験し、4531人が合格。
合格率は71.3%と高い結果になった。
ただし、多くの人がきちんと勉強した結果であり合格率が高い=簡単な試験というわけではない。
これからめざすのであれば実際に就職してから活躍していくためにも、
大学や専門学校で知識と実技のスキルの両方をしっかり身につけていこう。
そのほかにあると便利な資格
○認定作業療法士・専門作業療法士
作業療法士の中でも、優れた知識・技能を持った人に認められる資格。
5年以上の臨床経験に加えさまざまな研修を受け、試験に合格することで得られる。
専門作業療法士は、認定作業療法士として認められた人だけが受けられる資格。
どちらも作業療法士になってからでないと取得できないが、
就職後に継続して勉強し、仕事へのモチベーションを高めるうえで有効だ。
関連する職業
医師/歯科医師/看護師/保健師/薬剤師/理学療法士/臨床検査技師/診療放射線技師/細胞検査士/言語聴覚士/視能訓練士/はり師・きゅう師/音楽療法士/臨床工学技士/歯科技工士/歯科衛生士/薬品メーカー勤務/
義肢装具士/柔道整復師/あん摩マッサージ指圧師/診療情報管理士/柔道整復師/
あん摩マッサージ指圧師/診療情報管理士
作業療法士に関連した職業は医療・看護系の職業から見つけることができる。
このうち特に関連性が強いのは理学療法士、音楽療法士だ。
リハビリテーションに関わる同じ職業として、実際の職場でも協力して仕事を行うことが多い。
加えて、特に医療現場で働く場合、医師や看護師をはじめ、たくさんの医療職と「チーム医療」に取り組むことになる。
進路の視野を広げるためにまた実際に就職するうえでの予備知識をつけるために、
ほかの医療系職業がどんな仕事を行うのか知っておこう。
作業療法士の将来性
今、障害者や高齢者の増加に伴い、リハビリテーション療法の充実が切実に求められています。
リハビリテーションのスペシャリストとして作業療法士には高い期待が寄せられており、将来性の高い職業と言えます。
また、これからは訪問作業療法や地域での医療、保健活動などでも活躍が期待されています。
特に今、国が進めている「地域包括ケアシステム」の枠組みの中で、作業療法士の担う役割は大きくなる可能性があります。
※地域包括ケアシステムとは?
高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、医療、介護、生活支援をひとまとめに提供するためのシステムのこと。
地域ごとにシステムの中身は違いますが、病院や介護施設、役所が連携し、
新しいサービスをつくりだしたり、制度を整備したりしています。
今後は作業療法士も例えば別の施設の介護スタッフにリハビリのアドバイスを行うなど、
高齢者が自立して生活・作業できるようになるためのプランを考え、実践していくことが求められるようになってきます。
そのためにも、就職するまではもちろん、就職してからも「認定作業療法士」「専門作業療法士」の資格取得を
目標にするなど、自分から勉強を続けていく姿勢を持つことが大切となってきます。
まとめ
今回は「作業療法士」に関して書いていきましたがいかがでしょうか?
作業療法士は理学療法士となり方は近いですね。
リハビリテーションの今後重要になってくるのでぜひとも活躍してほしいですね。
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今回はこの辺で以上になります!
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それでは次回の記事で!
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