看護師が教える病院の医療機器について! ~放射線関係機器編~

皆さん、こんにちわkoukiです。

今回は放射線関係の医療機器に関して書いていきたいと思います。

皆さんは放射線関係の医療機器だとどんなものが浮かびますか?

よく健康診断とかで行うのはレントゲン撮影などですかね。

それ以外にもあるので見ていきましょう😀

参考になれば幸いです!!

前回の記事URLになります。

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目次

レントゲン撮影

よく一般的な撮影方法ですね。

よく胸部や腹部などを骨折した際に撮影することもしばしばです。

デジタルX線撮影法というものがあり、
X線(レントゲン)装置の中でもフィルムを使用した従来の撮影に比べて放射線量の少ない撮影法です。
 

フィルムの代わりにコンピューターで画像を取り込み、画面上で診断します。

画像の濃度やコントラスト、拡大率を自由に変えることができるほか、
一回のX線照射で従来のX線写真では得られなかった軟部組織の情報も得ることができます。

これにより従来のX線装置で撮影したフィルムに比べて医師が得られる情報が増加しました。

レントゲン撮影をする際に注意する点

撮影室にて更衣を行う際、出来る限り着衣のままで撮影を行っていきたいと考えていますが、
必要に応じて、更衣をお願いすることがあります。

撮影部位にボタン・ファスナー・金属類・衣服の重なり・文字のプリント・衣服のゴム等がある場合、
画像診断の妨げとなることがありますので、なるべく無地のTシャツ等の着用が必要です。

CT(コンピューター断層撮影検査)

CT検査とは、コンピューター断層撮影検査の略で、X線を用いた画像検査の一種です。

身体の組織や臓器は、それぞれにX線の透過性が異なるため検出器に届くX線量にも差が生じます。

CT検査では、X線を被験者の周囲360度を回転しながら照射して身体を透過したX線量をデータとし、
コンピューターで処理することによって身体の断面画像を得ることができます。

発明当初のCT検査装置は、検出器1つでX線を検知し、1回転で1スライスの断面画像の撮影に限られていました。

その後、検出器の多列化が進み、現在の最新装置は検出器320列のマルチスライスCTが実用化され、
より短時間で広範囲の撮影が可能となりました。

CT画像において、X線の透過性をもとにした画像の濃淡は「CT値」で表現します。

CT値の単位はハンスフィールドユニット(HU)といい、空気を-1000HU、水を0HUとするように定められています。

CT値に基づいて、画像上では空気は黒く、水や脂肪・軟部組織は灰色、骨や・金属などは白く表現されます。

CT検査では、薬剤を使用せずに行う検査を単純検査、
静脈路よりヨード造影剤を投与しながら行う検査を造影検査と呼びます。

造影剤を用いることで、臓器の血流や血管の情報を得やすくなり、より詳細な評価が可能となります。

一方で、造影剤によって腎機能障害や稀にアレルギー反応をおこすこともあるので、注意が必要です。

その他、生体機能を検査する核医学検査のPET(ポジトロン断層撮影)検査やSPECT(単一光子放射断層撮影)検査と
併せて、形態学的検査と生体機能を同時に検査する、PET-CT、SPECT-CTなども行われます。

CT検査時の注意点

頭部

●担当技師が決められた手順に従って位置あわせを行います。

●これはいつも同じような画像を撮像し、より診断を行いやすくするためです。あまり頭を動かさないようにしてください。

●造影剤を使用する場合も注射中には頭を動かさないでください。

●頭の回りに金属やプラスチックの物があるとCTの性質上きれいな画像がとれなくなります。
検査前には頭の回りの物をはずしていただくようにお願いします。

頚部

●技師が位置をあわせた後は検査終了まで頭の位置を動かさないようにしてください。
頭を動かすと首も動くため位置が変わってしまいます。

●検査中に息止めの指示がでます。きれいな画像をとるためですのでご協力をお願いします。

●口を動かしたりつばを飲み込むなど、のどが動くような行動もなるべく控えるようにお願いします。

胸部・腹部

●検査中は両手を頭の上に上げた姿勢になります。
これは両手を体の横に置いてしまうときれいな画像がとれなくなるためです。

●息止めの指示がでますが、そのときは毎回同じように息をすって止めるようにしてください。
息を吸う量がかわると体内の臓器の位置が変わってしまいます。

●腹部の検査の際には検査前4時間は水・お茶のような水分(牛乳は不可)以外はお食事をとることを控えてください。

●検査をする場所に金属製の物があるときれいな画像がとれなくなります。
そのような物がある場合は着替えをお願いする場合があります。

(ただしプラスチック製のものは画質にほとんど影響しないためそのままでもかまいません。)

造影剤について

検査目的によっては造影剤を使用する場合があります。

造影剤は静脈注射によって臓器をよく見えるようにする物と、服用していただいて消化管の内部(食べ物の通り道)を
よく見えるようにするものがあります。

成分の違いはありますがCTで使用している物は、
ヨウ素の化合物で通常このヨウ素が臓器とX線の通りやすさが違うことを利用しています。

静脈注射による造影剤は場合によっては副作用を起こすことがあります。

造影剤の副作用には、悪心、嘔吐などの軽度なものから重篤なものでは血圧低下、呼吸抑制が起こる場合がありますが頻度はごく希です。

以下のような場合は担当医師にご相談してください。
○ ヨードまたはヨード造影剤に過敏症の既往歴のあるかた(以前造影剤で副作用のでた方)
○ 重篤な腎障害のある方
○ 気管支喘息のある方

造影剤を使用する場合は嘔吐によって窒息する可能性を否定できませんので、
検査前4時間は水・お茶のような水分以外はお食事をとることを控えてください。

(水分を全くとらないよりは、ある程度水分をとって頂いた方が悪心などの副作用の発生する確率は下がるというデータもあります)

以前に造影剤で副作用がでたことがある方は担当医師・または検査室にお問い合わせください。

(造影剤の種類を変えることで副作用がでない場合もあります。)

バリウムやMRIの造影剤とは全く違う物質です。

CTで副作用がでたからといってバリウム検査やMRIでの造影検査でも副作用がでるわけではありません。

ペースメーカを装着されている患者さまへ

ペースメーカの種類によっては、ペースメーカ本体にX線を照射すると誤作動をおこす可能性があります。

特に除細動器付のペースメーカ(ICD)を装着されている患者さまに関しては、ペースメーカ本体にX線が照射されないよう本体を避けて検査を行います。

ペースメーカの種類を把握するにはペースメーカ手帳が必要ですので、
CT検査を受ける際にはペースメーカ手帳を持参していただくようお願い致します。

MRI(核磁気共鳴画像検査)

MRI検査とは、核磁気共鳴画像検査の略で、核磁気共鳴現象を用いた画像検査の一手法です。

人間の体内にある水や脂肪の水素原子核(プロトン)は、通常は3次元のランダムな方向へ配列して回転しています。

被験者を強力な静磁場(MRI装置を強力な磁石とし、これによる強い磁場)の中へ入れると、
プロトンは静磁場の方向へ整列します。

ここで、特定周波数の電磁波を照射するとプロトンは向きを変える共鳴現象を起こします。

この電磁波を止めると、プロトンは元の静磁場の方向へ戻る緩和現象をおこします

それぞれの組織によってプロトンが戻る速度が異なるため、この違いを画像化したものがMRI検査です。

MRI画像には多くの因子が関係するが、この緩和現象の方向をそれぞれに強調したものをT1強調画像、T2強調画像という。

信号強度が大きいほど白く表示され、高信号、低信号と表現します。

基本的に、T1強調画像では水は黒く、T2強調画像では水は白く表現されます。

その他にも、T2*強調画像、FLAIR、拡散強調画像(DWI)、MRAなどの撮影方法もあり、
それぞれに検出能に優れた組織や病変があります。CT検査と同様、造影剤を使用する検査もあり、

造影剤にはガドリニウムを用います。

MRI非対応の金属(ペースメーカーや人工関節)を挿入している場合、MRI検査は禁忌であり、
また、体内異物や入れ墨がある場合も検査を行えないことがあります。

MRI検査室内では、磁気性金属(ハサミ、点滴棒、酸素ボンベ)などが装置に引き寄せられてしまうため極めて危険であり
時計や磁気カードも故障の原因となるため、入室には気を付ける必要があります。

MRI検査をする際の注意点

MRI検査を受けるにあたっての注意事項

次のような金属部品を装着されている方は検査を受けることができません。
1. 心臓ペースメーカー
2. 人工内耳・人工中耳の方
3. MRI非対応の脳動脈クリップ
4. 目など決定臓器に位置する弾丸・金属片
5. カラーコンタクトレンズ・ファッションコンタクトレンズ
6. ニトロダーム
*ただし、安全に検査が行えても、十分な結果が得られないことがあります。

MRI検査室内に持ち込めないもの

金属類メガネ、ヘアピン、アクセサリー(ネックレス、ピアス、イアリング指輪、ブレスレットなど)、ライター、鍵、ボールペン、使い捨てカイロ(鉄粉)
 取り外し可能な入れ歯、金属の留め金のついたかつら
金属が着いた衣類など金属がついているブラジャーやスリップ、金属製のボタンのついた衣類、金具がついたスカート・ズボンベルト
金属の顔料使用化粧品の一部(マスカラ、アイライン、アイブロウ、アイシャドウなど)
 磁気を帯びているもの キャッシュカード、テレフォンカード、クレジットカード、プリペイドカード、銀行預金通帳、鉄道の乗車券、定期券、エレキバン
 電子機器時計、計算機、補聴器、ポケベル、携帯電話 

検査中の注意事項

1. 検査時間は検査室に入ってから出るまで概ね20分~40分です。
検査部位・条件により異なります

2. 検査中は寝ているだけです。 (出来るだけ体を動かさないでください)

3. 検査中に気分不快などの異常を感じた場合には、ためらわずに連絡ブザーを押してお知らせください。  
(検査中には検査室のスタッフとマイクを通して会話ができます)

4. 検査中は工事現場のような様々な機械音がします。ヘッドホンや耳栓を使用していただきます。
また、途中で音が変わっても故障ではありませんのでご安心ください。

マンモグラフィ(乳房の単純レントゲン検査)

マンモグラフィは乳房の単純X線検査です。

現在では乳房撮影専用の装置を用いて撮影します。

病変と乳腺のX線吸収値の差が小さい、微細な石灰化を描出させるため、
モリブデンやロジウムをターゲットに用いて、きわめて低い管電圧(30KVp程度)で小さな焦点で撮影します。

さらに乳腺と病変とのコントラストを上げるため乳房を圧迫板と検出器の間で挟み扁平にして撮影するので痛みも伴うことも。

検査の注意点

検査の注意点は…

来院前、家では
制汗剤・パウダーは病変と似た写り方をすることがありますので使用しないでください。

生理前に乳房が張る方は、圧迫時に痛みが増す場合があります。

このような方は乳房の比較的やわらかい時期に検査を受けられることをお勧めします。
(生理開始後1週間ぐらいが目安)

食事の制限はありません。

撮影室では
髪の毛も写りますので、横に垂れてこないようにしてください。
(髪留めをご用意しています。)

ペースメーカーやシャントを挿入されている方、豊胸術を受けられたことがある方は、
検査方法を検討させていただく場合がありますので事前にお知らせください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は放射線関係の医療機器について話していきましたが、
医療機器でとる部位・方法が異なることや検査上の注意点が分かったかと思います。

MRIなんかは特に携帯などもちこむといっぱつで壊れる可能性があるので、
ぜひともきをつけてください。

ここで紹介させていただくのが機器のことが学べる本になります。

こちらの本があるとある程度学べると思うのでもしよかったら中身を見てみてください!

詳しく医療機器について知ることができます。

実際に読んでそう思ったので紹介いたしました!

今回の記事はこのへんで!

それでは次回のブログ記事で!!

ブログ日記始めました!

koukiの日記

とある看護師の日常日記というブログ日記を始めたのでよかったら読んで欲しいです!

なるべく多く更新できるようにブログよりは緩く更新していきます!

それでは次回の記事で!

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